プログラミング基礎
I
第一回 (2010年
4月12日)
履修登録、XML の概要
http://www.sw.it.aoyama.ac.jp/2010/PB1/lecture1.html
Martin J. Dürst
duerst@it.aoyama.ac.jp
O 棟 529号室
テュールスト
マーティン ヤコブ
© 2006-10 Martin
J. Dürst 青山学院大学
目次
- プログラミング基礎全体について
- プログラミング基礎 I (Dürst) について
- XML について
- Moodle への登録
- 演習
自己紹介
授業の位置づけ
青山スタンダード・テーマ別科目・領域H (情報の技能)
- プログラミング基礎 I (前期; 馬渡先生): HTML,
ウェブページ
- プログラミング基礎 II (後期; 馬渡先生): Java
プログラミング言語
- プログラミング基礎 I (前期; Dürst): XML
(文書・データ記録言語)
- プログラミング基礎 II (後期; Dürst): Ruby
プログラミング言語
前提: 情報スキル I (ファイル捜査、ウェブメールなど)
履修登録
重要: 必ず 4月15日 (木) の 20:00
までに履修登録
各授業の定員数を超えた場合には抽選で履修者が決定
(定員が一杯にならない場合にはその後追加登録が可能)
授業の目的
前期: XML
- プログラミングで非常に大切なデータから出発
- XML を中心にデータの構造、扱い方を勉強する
- プログラミングは一切しない
後期: Ruby
プログラミング言語
- 役に立つ簡単なプログラムを書く
- プログラミング言語の基本的な概念が分かる
前期や後記だけの履修が可能
Ruby プログラミング言語
- まつもとゆきひろ (Matz) により
1993 から開発
- 2000年から世界中に注目をあびている
- プログラミングが楽で楽しい
- 入り口が広くて、奥が深い
- Ruby on Rails などで Web
に最適
- Dürst 研究室で実装に貢献
授業の進め方
- 資料配付とウェブ公開
- 書き込みが重要
- 積極的に質問
- 私語・飲食禁止
- 授業の後半は演習
- 宿題とミニテストが少しづつある
成績評価方法
授業中のミニテストと演習課題: 50% 以上
期末試験: 50% 以下
出席は取らないが、出席しないとかならず損
ソフトのインストール
自分でパソコンを持っている場合:
(MS Windows 用; 他の OS の場合には要相談)
- プレインテキストエディタ、例えば:
- ブラウザ (複数、例えば):
XML の一例
<?xml version="1.0" ?>
<Letter date="2010-04-12">
<to>Students</to>
<from>Martin</from>
<Title>Reminder</Title>
<Text>Please don't forget
your homework.</Text>
</Letter>
XML の有用性
- データ交換がどんどん早くなる
- FAX や電子文書形式 (例: Microsoft Word など)
は見た目だけ
- データの構造と意味を伝えればもっと有効
- XML が数多くのところで使用
XML の歴史
- IBM で GML (Generalized Markup Language) の開発
- ISO で SGML ( Standard Generalized Markup Language; ISO 8879:1986)
として標準化
- Web の普及を受けて W3C で SGML の基本部分を XML として
1998 年に勧告
- その後爆発的に普及
XML の名前と仕様書
名前: Extensible Markup Language
間違い: eXtensible Markup Language
仕様書: Extensible Markup
Language (XML) 1.0 (第五版)
W3C Recommendation 26 August 2008 (http://www.w3.org/TR/REC-xml/)
XML 1.1 もあるが、XML 1.0 が主流
Moodle の使い方
Moodle: 電子学習支援システム
(オープン・ソース)
今日の予定:
- 登録
- 登録確認
- 演習・宿題のアップロード (練習)
Moodle の登録の種類
- 以前 Dürst 研究室の Moodle を使った学生:
- ユーザ ID、パスワードが同じ
- プログラミング基礎 I への登録だけが必要
- パスワードを忘れた学生
- 他の学生: アカウント作成が必要
新しいアカウントの作成
新規アカウント記入項目
- ユーザ名: 必ず学生番号 (八桁、例えば
19908777
)
- パスワード:
自分だけしか分からないもので、必ず忘れないように!
- メールアドレス:
必ずウェブメールアドレス (例えば
a9908777@aoyama.jp
)
- 姓・名: 実名 (学生証と同じ)
記入が終わったら「アカウントの作成」のボタンを押す。
- アカウントを作成したら、しばらくするとウェブメールに「User
Admin」から確認のメール受信
- メールにあるリンクをクリックするとユーザ登録の確認完成
パスワードを忘れた場合
- ログイン画面で「はい、ログイン情報を教えてください」とクリック
- 「User
Admin」からのメールの中のリンクをクリックで本人の確認
- 再度の「User
Admin」からのメールの中のパスワードでログイン
- パスワードを自分だけのものに変更
コースの登録
注意: 履修登録も Moodle
でのコースへの登録も単位取得の前提条件
XML 文書の作成 (演習)
- Notepad2
を開いて、空でも先ず「example.xml」の名前で保存
- 「XML の一例」を入力 (注: 半角文字使用)
- ファイル名を「example.xml」にして保存
- このファイルを Internet Explorer (IE) から見る
- 方法 1: フォルダ内の example.xml
のアイコンをダブルクリックする
- 方法 2: IE
を開いて、メニュー「ファイル」->「開く」から
example.xml を開く
- 安全なので、関連の質問で適切にこたえる
- Notepad2, IE で文字の色など観察
- できたものを Moodle に投稿 (締切: 2010年 4月 16日
(金曜日) 22:00)
次回のための準備
- 今日の履修登録を忘れずに
- 宿題の完成、投稿
- 自分のパソコンにソフトをインストール