発表資料でアルファベットと括弧の前後に半角スペースを挿入する事はソフトウェア科学研究室では割と重要とされている。実際にそうしてみると文章が読みやすくなるのは確かだ。下の例を見て欲しい。
正直、日本人にはさほど関係ない気もする。だが、それは日本人が日本語とアルファベットが入り交じった文章を読むことに慣れているからだろう。海外の方はそうでもないのかもしれない。また、アルファベットは単語と単語の間で半角スペースが開く前提のデザインになっているという話も聞く。やはり半角スペースを入れるに越したことはない。
だが、である。 HTML 上でそれを行うのはおかしい気もする。 HTML は論理構造を決める物であり、半角スペースは見た目のために入れるものだ。では、半角スペースは CSS で入れるべきだろう。 text-autospace 要素を用いて可能らしいとの事で試してみた。
表示の変化を感じないのは私だけだろうか……? IE で見るとわずかに違うが、他では差が見られない。ちなみに IE は 8, Google Chrome 5, Opera 10.60, Firefox 3.6.3 テストしている。結局、発表などでは半角スペースを手作業で入れる必要があるのかも知れない。