プログラミング基礎 II

第三回 (2011年10月10日)

文字列の操作

http://www.sw.it.aoyama.ac.jp/2011/PB2/lecture3.html

Martin J. Dürst

AGU

© 2006-11 Martin J. Dürst 青山学院大学

目次

前回のまとめ

前回の演習 1: プリント中の質問の確認

前回の演習 2: 米粒の計算

回答例: grains.rb

前回の演習 3:

irb とプログラムの実行

文字列

(string)

文字列は文字の列

書き方: 一重引用符 (single quote) で囲む:

二重引用符で囲む文字列

(double quotes)

文字列定数中の置き換え

使用前:

print 'The result of '
print input
print ' * 12 is '
puts input * 12

使用後:

puts "The result of #{input} * 12 is #{input * 12}"

\¥ に注意

文字列の演算

メソッド

(method)

演算子でできない操作はメソッドで実行

書き方: レシーバ.メソッド

優先度: 一番高い; 左結合

具体例:

文字列の基本的なメソッド

文字列の大文字と小文字

string = 'heLlO wORld!'

(A-Z と a-z だけに影響、それ以外の文字には影響なし)

空白の除去

文字列の揃え

整数は「引数」(parameter) という

二つ目の引数があれば、スペースの代わりに使用

例: "abcde".center 25, '-*-*-''-*-*--*-*-abcde-*-*--*-*-'

文字列の操作

数値への変換

例: 'abc'.to_i0; '123abc'.to_i123; '12.78'.to_i12
'abc'.to_f0.0; '123abc'.to_f123.0; '12.78'.to_i12.78

簡単な入力

プログラムの例: operations.rb

プログラムの記述

プログラムの開発

どんなにうまいプログラマでも間違いはよくする

演習

提出: 10月 14日 (金曜日) 22:00 までに Moodle に投稿

注意

来週 (10月17日) は海外出張のために休講

次の授業は 10月24日 (月)