プログラミング基礎
I
第一回 (2007年
4月16日)
履修登録、XML の概要
http://www.sw.it.aoyama.ac.jp/2007/PB1/lecture1.html
Martin J. Dürst
duerst@it.aoyama.ac.jp
O 棟 529号室
テュールスト マーティン
ヤコブ
© 2006-7 Martin
J. Dürst 青山学院大学
目次
- プログラミング基礎全体について
- プログラミング基礎 I (Dürst) について
- XML について
自己紹介
授業の位置づけ
青山スタンダード => テーマ別科目 => 領域H
(情報の技能)
- プログラミング基礎 I (前期; 馬渡先生): HTML,
ウェブページ
- プログラミング基礎 II (後期; 馬渡先生): Java
プログラム言語
- プログラミング基礎 I (前期; Dürst): XML
(文書・データ記録言語)
- プログラミング基礎 II (後期; Dürst): XSLT (XML
変更言語)
履修登録
重要: 必ず今日 ( 4月16日) の 20:00
までに履修登録する。
各授業の定員数を超えた場合は抽選で履修者が決まる。
(定員が一杯にならない場合には明日から追加登録が可能)
授業の目的
前期:
- プログラミングで非常に大切なデータから入る
- XML を中心にデータの構造、扱え方を勉強する
- プログラミングは一切しない
後期:
- XSLT によってさらにデータの扱え方で強くなる
- XSLT は XML で XML から XML の変換ができる
- XSLT は宣言型プログラミング言語である
授業の進め方
- 資料配付とウェブ公開
- 書き込みが必要
- 授業の後半は演習
- 宿題とミニテストが少しづつある
XML の一例
<?xml version="1.0" ?>
<Letter date="2007-04-16">
<to>Students</to>
<from>Martin</from>
<Title>Reminder</Title>
<Text>Please don't forget
your homework.</Text>
</Letter>
XML の有用性
- データ交換がどんどん早くなる
- FAX や電子文書形式 (例: Microsoft Word など)
は見た目だけを伝える
- データの構造と意味を伝えればもっと有効になる
- XML で数多くのところで使用されている
XML の歴史
- IBM で GML (Generalized Markup Language) の開発
- ISO で SGML ( Standard Generalized Markup Language; ISO 8879:1986)
として標準化
- Web の普及を受けて W3C で SGML の基本部分を XML として
1998 年に勧告
- その後爆発的に普及
XML の名前と仕様書
名前: Extensible Markup Language
間違い: eXtensible Markup Language
仕様書: Extensible Markup
Language (XML) 1.0 (Fourth Edition)
W3C Recommendation 16 August 2006 (http://www.w3.org/TR/REC-xml/)
XML 1.1 もありますが、XML 1.0 を中心にやる。
演習: XML の文書を作る
- Notepad2 を開いて、「XML の一例」を入力する。
- ファイル名を「example.xml」にして保存
- このファイルを Internet Explorer (IE) から見る
- 方法 1: フォールダ内の example.xml
のアイコンをダブルクリックする
- 方法 2: IE
を開いて、メニュー「ファイル」->「開く」から
example.xml を開く
ソフトのインストール
Z:\ ドライブ直下に Opera 用ブックマークファイルを置く
自分でパソコンを持っている場合:
(MS Windows 用; 他の OS の場合には相談してください)
- テキストエディタ:
推薦: notepad2
(http://www.flos-freeware.ch/notepad2.html)
日本語 (昔は
http://www.flos-freeware.ch/np2intl/notepad2_ja.zip にあった)
- ブラウザ:
Internet Explorer 6 (インストールする必要がない)
http://www.opera.com から
Download Opera を選んで、指示に従って進む
成績評価方法
授業中のミニテストと演習課題: 50% 以上
期末試験: 50% 以下
出席は取らないが、出席しないとかならず損
次回のための準備
- 今日の履修登録を忘れずに
- 自分のパソコンにソフトをインストールする