うちの教授曰く。 そもそもメモ帳はエディタとして機能が極めて貧弱で、効率的な編集はできない。情報テクノロジーの専門家になろう者として早めにもっと効率的に編集できるようなエディタを使いこなした方がいいです
……だそうだ。確かに少なくともメモ帳はない……
では、どんなテキストエディタを導入すればいいのか。私としては次の3つを条件として考える。
一番上は文字コードである。文字コードの指定保存は必須。無いと辛い。文字化け怖い。
Syntax Highlight とは意味に応じて色をつけてくれる機能だ。 C で言えば関数名や決められた単語…… if や int 等を色付で表示してくれる。
プログラマにとって美しいインデントは基本である。オートインデントは字下げを手伝ってくれる機能である。すごく便利。無いと無理。
それ以上となると以下の条件となる。
TeraPad は極めてシンプルなエディタ。不安なら最初はこれがおすすめ。機能も十分。後述の Notepad2 と変わらないレベルかと思う。ちなみに日本語。
Notepad 2 は計算機実習1標準のテキストエディタである。メモ帳に割と近く、最初に使うには扱いやすいと思われる。英語だが、日本語化パッチも配布されている。ちなみに Ruby には対応していない。テキストの拡大・縮小が簡単に出来る点は強みだと思う。また、XML の自動補完が付いている。便利。HTML と戯れることが多いならこれが良いかも知れない。
Notepad++ はうちの研究室でも愛用者が多かった優れたエディタ。タブを使ったり、複数のファイルを平行して編集できたりと強力。複数のファイルを弄るならこれ。
うちの教授は Komodo Edit を愛用しているそうだが、私はよく知らないので紹介はできない。
Install the newest Emacs のページでも紹介している Emacs を私は愛用している。カスタマイズの幅がおかしい。だってテキストエディタでテトリスが出来るって何だ……問題は使えるようになるまでは時間がかかること。
Vi というエディタも伝統的で強力なエディタとしてしばしば紹介される。 Emacs に比較してシンプルらしい。 Emacs はちょっとゴテゴテしているとされている。筆者は使ったことがないので省略